体験者の声 その7

K.S様より

私がネッシンの講座を受けてみようかと思い立ったのは、住まいのある八王子から藤沢まで、かなり時間がかかるので足繁くは通えない。
自分でもネッシンができれば、少しは足りない分を補えるかなと思ったからでした。
まさかそれが役立つ日がすぐ来るとは思ってもみない事でした。

忘れもしない平成二十四年八月二十七日。もう夏も終わろうというのに暑さが続き、避暑に行こうとした朝、私は洗濯物を干し、夫は戸締りをしていました。
バタンという音に驚き、夫にかけ寄ると右手をバタバタして起き上がろうとしているのに、動けない。笑っているのでふざけているのかと思いました。「水を飲みたい。」というので、水を持っていってあげても、手に取ることもできない。すぐ、救急車をお願い致しました。
救命員の方が、「脳梗塞です。左半身が完全にマヒしていますので、脳神経外科の専門病院に行きましょう。」と連絡してくださり、入院することができたのが、第一の幸運でした。
検査が終了。発症してまだ2時間くらいきり経っていないので、血栓を溶かすTPAという薬を使えたのが第二の幸運です。

帰宅後すぐに、横山先生に電話を致しましたが、先生は出張中で奥様が電話で先生に聞いて下さいました。
「ICUにいる間はとにかく手足のマッサージをしてあげないさい、一般病棟に移れたらすぐ、手足だけでも良いからネッシンを始めるように、一回に長い時間すると疲れてしまうで良くない、間をあけてなら良い。」とのことでしたので、ICUにいる間も5分の面会時間を30分に引き延ばし、娘と夢中で手足をマッサージしました。
一般病棟に移ってからは、ネッシンの電源をベッド上のコンセントを使わせていただくきりなく、看護士さんに言えば、絶対許されないと思ったので、そっと隠れて上にシーツをかけて行い、大変でした。
三日目に主治医に呼ばれると、「太い血管が詰まったので左半身マヒは残ります。左手は使えないと思いますが、リハビリをすれば杖をついて歩いて、笑って帰れますよ。」と言われました。夫の画像は右脳の半分が真っ黒で何も映っていませんでした。
それからは夢中で面会時間の一番に病院に行き、すぐネッシン。間に一回、帰り際にもう一回と、一日三回やりました。

ある日、看護士さんに付き添われ、トイレに歩いていく夫の姿を見た時、娘と私はただ号泣でした。
退院の時、優秀な主治医が「これは、私の嬉しい誤診でした。」と、おっしゃられました。
現在は、左手に力が入らないとか、本人は不自由だと言っていますが、杖なしで普通に歩けるし、着衣も自分でできるし、「全快よ!」と私は思っています。
発症後すぐ横山先生の指導を受けられたのが第三の幸運であり、最大の幸運だったのかもしれません。ありがとうございました。

 

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